象牙・マンモスは貴重な印材

象牙イメージ

マンモスの印鑑や社印があるって、ご存知でしたでしょうか。
マンモスの印鑑や社印という言葉を聞いただけで、私のような庶民は、そんなものを使っていいのか、そんなものがこの世にあるのかとおののいてしまうのですが。

だって、この世に存在しない動物で、見たことのない動物の、その牙で作られたものというのは、博物館だったり、美術館だったりで飾られるべきで、私のような庶民がぽんぽんどこかに押すために使ってはいけないと思うのです。

しかし、驚くことに、このマンモスの印鑑や社印はマニアの方や印鑑業者の間ではよく知られている商品だそうで。
私のような一般人も、お金を出せば買えてしまいます。

しかも、象牙とほとんど値段が変わらないところが多いのです。
象牙は乱獲によって数が激減し、希少価値が高まり、値段が高騰しているそうですが、それとマンモスとが同じレベルの値段なんて。
象とマンモスを同じ扱いで、くくってしまって、果たしてよいものなのでしょうか。

気になったので調べてみると。
マンモスの牙というのは、何千年から何万年前の、当時を知る貴重な資料ですが、同じ場所からたくさん見つかることもあり、その場合に商品として流れてくる場合があります。

しかし、マンモスの牙は希少性という意味では特級品ではあるものの、動物特有の油分や水分のようなものが失われていて、硬さという意味では上質でも、印鑑を押したときの朱肉ののり、粘りにかけるといわれています。
ですので、印材としての質よりも、希少性を買われて、象牙と同じ位の値段に落ち着いているということみたいです。

なるほどですね。
希少性だけで、象牙と肩を並べられるのですから、やはりマンモスは特別な品だということですね。
それがわかって、マンモスへの浪漫が失われずにほっとしました。

しかし、やっぱりマンモスの印鑑や社印って、ほしいのですが、壊してはいけない、大事にしなきゃいけない、とはらはらして落ち着いて使えなさそうなのですが。
私だけでしょうか。

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